今回は、タンパク質の摂りすぎはどれくらいの量なのかを考察していきたいと思います。
タンパク質は、筋肉をつけていくうえで欠かせない栄養素です!!
そこで気になるのが、どれくらい摂ればよいかです。
足りなくても、摂りすぎてもよくない感じがしますね。
多くの人は、筋トレをして筋肉を増やしたいのなら、(体重×2)gのタンパク質を一日に摂取すべきと聞いたことがあるはずです。
しかし、それでは少なすぎて。
結論から言うと、体重1ポンド当たり1gのタンパク質を摂るべきです。
1ポンドとは450gのことです。
グラム数の算出方法は、(体重)kg÷0.45です。
体重が90kgの場合は、1日あたりの摂取量は200gとなります。
体重の2倍のグラム数という広く知られた式だと、90×2=180gとなります。
なので、イメージよりも少し多いようなイメージかと思います。
時々、タンパク質の摂りすぎを心配する人がいます。
タンパク質に関しては、厚生労働省が作成した「日本人の食事摂取基準」で耐容上限量が設けられていません。
耐容上限量が設けられているのは、一部のビタミンやミネラルのみです。
耐容上限量が設けられていないのは、過剰摂取しても身体に深刻な害を及ぼさないからです。
エネルギー過多になって太るくらいです。
太ったとすれば、糖質から摂取量を削ってください。
「必須アミノ酸」と「必須脂肪酸」はありますが、「必須糖質」という言葉がないことからわかるように、糖質は摂取しなくても生きていける栄養素だからです。
そんなわけで、摂りすぎよりも不足を心配すべきです。
意識的にタンパク質を多く摂取しない限り、不足することのほうが多いです。
筋肉を増やすために、間食でプロテインを摂ることが推奨されるのも、三食だけではタンパク質を摂り切れないからです。
先ほど、90kgの人が1日に200gのタンパク質を摂取しなくてはいけないという話をしました。
鶏胸肉に換算すると、900gほどになります。
なのでタンパク質は積極的に摂取していきましょう!!
筋肉の下地がないと健康的な肉体は作れません!
おいしい物を食べながら少しづつ意識して健康な身体作りをしていきましょう!